
機械加工の
現場から
アイダメカシステム スタッフの日常

こんにちは、丸山です。
2021年の4月、桜が満開の時期に書いたブログで
「スタッフの役職をすべて廃止します!」と宣言してから、
あっという間に5年半が経ちました。
https://www.aida-mecsys.co.jp/blog/1526/
部長も課長もいない、上司も部下もいない。
そんなアイダメカシステムのちょっと不思議な組織づくりは、
今も変わらず続いています。
まずは名刺から「役職」をなくしてみました。
5年前にこの制度をスタートしたとき、最初に取り組んだのが
「名刺から役職を消すこと」でした。
社内はもちろん、社外の方にも「社長」や「部長」ではなく、
「〇〇さん」と呼んでくださいね、とお願いしたんです。
その代わり、名刺にはそれぞれの担当業務や「役割(ロール)」、
そして「得意なこと」を書くようにしました。
ちなみに、丸山の名刺の肩書きは今でも、
「機械設計技師・機械改善アドバイザー・技術営業・現地組立工 兼 代表取締役」
となっています(会社組織なので、法律上「代表取締役」だけは残しています笑)
目指したのは、上下関係を気にせず、みんながフラットに、
気安く声を掛け合えるコミュニティを作ることでした。
……と、当時のブログには前向きに書いたものの、正直なところ、始めたばかりの頃は
「管理を手放して、本当に会社が回るのかな……」と
怖くて仕方がありませんでした(笑)
スタッフの間にも、最初は戸惑いや不安が少しあったと思います。
でも、試行錯誤しながら5年間続けてきて、今つくづく実感しています。
「人は上からあれこれ指示されなくても、ちゃんと情報があって自分で決められる環境が
あれば、責任を持って動けるんだな」ということです。
「指示がないのに、どうやって仕事してるの?」
求職者の方や学生さんとお話しすると、よくこう聞かれます。
答えはとってもシンプルで、「社内の情報をぜんぶオープンにしているから」です。
アイダメカシステムでは、チャットツールのSlackをメインに使っていて、
仕事に関するやり取りは基本的に全員が見られる状態にしています。
自分が直接関わっていない仕事の動きも、会社が今どんな案件を受注していて、
どんなスケジュールで動いているのかも、ツールを見れば全部わかるようになっています。
情報が全員に行き渡っているからこそ、「誰が・いつ・何をやるか」は、
現場の各チーム(ロール)ごとに自分たちで決めています。
たとえば、忙しい時期の残業。
ふつうの会社なら、夕方に上司から「今日、残業できる?」と
指示されることが多いかもしれません。
でも、うちでは残業するかどうかもスタッフ自身が決めます。
「今日は帰りたい用事があるから残業はナシ。
その代わり、明日少し残って納期にしっかり間に合わせます!」
こんな感じでOKです。
お客さまへの責任と納期さえきちんと守れるなら、
働き方のペース配分は自分で決めていい。
「言われたからやる」のではなく、「自分で考えて責任を持って行動する」。
これって、仕事のスキルという枠を超えて、
ひとりの人間としてもすごく大切なことなんじゃないかなと思っています。
我慢の自己犠牲ではなく、「自己中心的利他」でいこう
もちろん、「自分で決めていい=自分勝手にやっていい」ではありません。
好き勝手に動いて仲間やお客さまを困らせてしまったら、
チームとして成り立ちませんよね。
そこで私が大切にしているのが、「自己中心的利他」という考え方です。
「人のために動く」と聞くと、なんだか自分が我慢したり、
自己犠牲を払ったりするイメージがありませんか?
でも、無理な自己犠牲って長続きしないと思うんです。
私たちが目指しているのは、もっと心地いい循環です。
自分のベースがちゃんと安定していて、自分が得意なこと・楽しめることをやる
それが自然と、仲間やお客さまの役に立つ
「ありがとう」と喜ばれて自分も嬉しいから、もっとやりたくなる
会社任せ、他人任せにするんじゃなくて、「自分の行動が、自分の未来を作っているんだ」
という実感を持つこと。
お客さまにとっても、会社にとっても、そして自分にとっても「みんなが良い状態」を自
分で工夫して作っていく。
そんな働き方ができたら一番素敵ですよね。
こんな人と一緒にものづくりがしたいです。
役職をなくして丸5年。制度を変えたからといって、
いきなり魔法のように完璧な会社になったわけではありません。
失敗することもありますし、個人としても会社としても、
まだまだ学んだり経験したりしていかないといけないことばかりです。
だからこそ、私たちは「指示されたことだけを淡々とこなしたい」という人よりも、
「こう工夫したらもっと良くなるかも!」と前向きに改善を楽しめる人
自分で考えながら、周りの仲間も大切にできる人
自分の「得意」を活かして、誰かの役に立つことを面白がれる人
そんな仲間と一緒に働きたいなと思っています。
上司の顔色をうかがう必要がないフラットな環境は、
裏を返せば「自分で考えて動く面白さ」を存分に味わえる場所でもあります。
お互いを尊重し合いながら、自分の得意なことを活かして、
一緒にこれからのアイダメカシステムを作っていきませんか?
興味を持っていただけたら、ぜひ気軽に工場を見に来てくださいね。

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